トイレ

簡易トイレの凝固剤の使用期限はどれくらい?

こんにちは。
このブログを見て頂いてるということは、防災備蓄をお考えですか?
もちろん見ていただけてるので、簡易トイレのこともご存じだと思います。
備蓄されてる方も多い中、いざというときに、使用期限が切れていた!!なんてことがないように、今回は凝固剤の使用期限についてお話したいと思います。

簡易トイレの使用例

車両内での移動中。

キャンプ等のアウトドア時。

介護用品として、または怪我などで自力で便所にたどり着けない場合。

緊急災害時、避難先など排泄設備が存在しない環境で通常のトイレの代わりに使用する。

簡易トイレに欠かせない凝固剤
簡易トイレには繰り返し使用できるダンボールやプラスチック製の組み立て式の箱タイプや、使い捨ての処理袋を主とする携帯用などがあります。

前者は災害非難時の長期滞在用に、後者はキャンプなど一時的な滞在用に使われます。

どちらのタイプも容器から排泄物がこぼれないよう、容器に加えて排泄物を固めてくれる凝固剤というものがほぼ必需品となります。

凝固剤とは

凝固剤は主に高分子ポリマーなどが主成分として作られている粉末状からなり、袋に入っています。

袋を破って粉を出す事が前提のアルミ袋に入ったものと、袋が排泄物の中で溶けて粉末が自動でにじみ出る水溶紙を袋に使用したタイプがあります。

どちらも粉末成分が排泄物に触れる事で反応し糞尿をジェル状に固めてくれます。

凝固する事で袋からこぼれにくくする効果があり、表面を固めることでアンモニア臭など汚物の臭気を閉じ込める効果が期待できます。

使用方法はメーカーによって組み立て式簡易トイレや処理袋の底に粉末を敷き用を足す方式と、容器内に排泄した後粉末をふりかける方式に分かれますが、

どちらも粉末の成分が排泄物が触れると20秒~30秒程度でゲル化の化学反応が始まり、おおよそ24時間後には臭気も感染菌も漏らさないジェル状に固まります。

ただし排泄量が吸水許容量を超えてしまうと、超えてしまった分は固まらないか中途半端な柔らかい段階で止まってしまい袋から漏れ出てしまう可能性があります。

防菌効果も不十分です。 使用後はトイレや下水には詰まるので流さず、処理袋ごと燃えるゴミに出して処分します。

詳しい処分方法は、自治体のルールに従ってください。

凝固剤の選び方

凝固剤各々の吸水量の性能によって耐えうる排泄回数、排泄量も変化します。

尿の吸水量は成人の排泄量平均の200mlから300mlに合わせた物が多いですが400ml、600ml級の大容量タイプも販売されています。

また吸水面以外でも固めるだけの最低限の機能しか持たない安価なもの、消臭や防菌効果のある比較的高価なものなどがあります。

防菌タイプを見分けるには、排泄物の菌を分解してくれる微生物や食添用殺菌剤がブレンドされているか成分表を参考にすると良いでしょう。

消臭成分は活性炭等が多く使用されています。 尿にしか対応していない商品もあれば、糞や嘔吐物にも対応した上位品も存在します。

大便対応製品でも水溶紙製の袋から粉末が溶け出る製品の場合、袋の溶解不足が起こると粉末が出ませんので大便時は袋を破って粉末を出すよう推奨されています。

誰にも起こり得る緊急災害に備えて、アウトドアに行く予定のない人や介護を必要としない人も災害時の防災備蓄として簡易トイレ用品一式はある程度蓄えておくのが良いでしょう。

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凝固剤の保存期間

災害用の備蓄用途で考えなくてはならないのはどのくらいの排泄物を吸収できるのか、どの価格帯を選べばいいのか、どのくらいの年月保存できるかです。

非常時につき出来れば成人平均の200ml~300mlを上回る吸収量のものを買うのがベターです。先程のように400~600mlのものを選ぶと余裕が出来ます。

災害時ですので、一つの場所に多人数が集まる事が予想されます。感染症防止等の衛生面を重視して殺菌機能の付いた凝固剤を揃えた方が安全につながります。

インフルエンザ菌や食中毒菌に対応した成分の入ったものを選ぶと良いです。 使用可能期間は密封未使用状態で製造日から7~10年前後のものが多いようです。

メーカーによっては15年保存可能なものもあれば、5年と短いものもあります。いずれも直射日光や高温多湿を避けて保管してください。

購入日ではなく製造日から数えた日数である事に注意してください。

10年保存製品はアルミパック形式が多く、水溶紙パックのものは湿気、水分を吸い込んで早期劣化したりカビが生えて使い物にならなくなる事もあります。

保管場所の温度や湿度、パックの材質により経年劣化の程度は変化するため期限切れしていなくても新しいものに買い換えた方が無難です。

いずれにしても災害時は長時間の滞在を考え、上記の条件を満たした大容量タイプを購入するのが良い選択です。

保存期限5年タイプは災害を想定した商品ではなくアウトドアなどの一人用、短期使用に向けた少量タイプなので備蓄品としては不適切です。

10年以上保存可能、アルミパック使用、大容量、大便・吐瀉物対応、殺菌効果、防臭効果が一通り揃った商品を選ぶ事が重要となります。

想定使用回数に応じた徳用品を発売しているメーカーもあるので、近所のスーパーだけで選ばずインターネットショッピングで品定めをする事も重要です。

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