トイレが使えないような緊急事態。例えば、水道管工事による断水のとき、災害時の上下水道のストップのとき、渋滞のときの車内、登山やキャンプなどのアウトドアなど、そんなときに一時的にトイレ問題を解決できる防災グッズが「簡易トイレ」です。簡易トイレには様々なタイプがありますが、便器に袋を被せ、トイレが終わった後に凝固剤を振りかけるタイプが一般的です。
今回は防災士監修のもとで、金額と性能のバランスからおすすめの簡易トイレをランキング形式でご紹介します。
災害用簡易トイレ100回分入りの吉田トイレは、なんと言っても価格が最も安い!おそらく簡易トイレの中では最安値ではないでしょうか?簡易トイレの中には低価格の粗悪品まがいのものが混じっていますが、粗悪品よりも安いのがこの吉田トイレです。
品質チェックとして、消臭力や凝固スピード、凝固持続力などをチェックしましたが、どれも申し分ないレベルです。これだけの品質に、この価格なのは余計な点を徹底的に排除したコストカットの努力の賜物ではないかと思います。
トイレ処理セット100回分入り | 3,780円(税込) |
災害時のトイレ問題の中でも、非常に大きい悩みは「臭い」のこと。他の災害用トイレは凝固剤に消臭性があるのですが、BOSのトイレは臭いを通しにくい袋がセットでついてきます。それによって処理後のトイレは臭いを発生しますが、外に漏らさず完全ブロックさせることを強みとしたトイレです。
非常用トイレセット50回分 | 8,640円(税込) |
一般的な災害用トイレ処理セットは、1回分のトイレの凝固剤が個包装されていますが、こちらは個包装されておらず、大きな袋に粉が大量に入れられています。また処理袋なども入っておらず、使い方によってはかなり柔軟な処理ができます。数を節約することもできますし、大量に使いたいときなどに便利です。
緊急時のトイレ40回分 凝固剤のみ | 5,400円(税込) |
フランス製非常時のトイレです。こちらは凝固剤が「粉タイプ」ではなく「シートタイプ」です。イメージとしては吸水力のある特殊な紙のようなものになります。ロール状に収納された排尿(便)袋の中に吸収凝固パッドが入っており簡単に処理ができます。介護用品、非常時、ドライブ、アウトドアなどで簡単便利に使えます。
ケアバッグ(20回分) | 4,212円(税込) |
こちらは吉田トイレと同じく、シンプルで一般的な災害用トイレ処理セットです。箱の中に凝固剤や排便袋などが入っており、最低限の消臭性があります。災害用トイレ処理セットの方は安い方でかなり健闘していますが、シンプルさ故に特に特徴がないのも事実です。料金は吉田トイレのほうが優れていますし、商品性は吉田トイレと同等ですね。
トイレ処理セット100回分 | 6,588円(税込) |