女性が用意したい防災グッズのリスト

防災グッズは災害に備える為のもので、用意があるのとないのとでは非常時に大きな差が生じます。 水分補給用の水や保存食は老若男女に共通しますが、性別によって必要なものは少しずつ違います。まず女性が必要とするグッズを考えてみましょう。

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一般に考える災害グッズとは

 

一般的には、連絡に使用するスマートフォン用の充電器やモバイルバッテリーに、服用している薬の1週間分くらいや、何かと便利なティッシュがリストに加えられます。 また、埃を避けられるマスクに、音で存在を知らせるホイッスルもあると安心です。 災害時には何が起こるか分かりませんから、記録を残して置けるメモ帳やボールペンの用意もおすすめします。 メガネを着用している人は、予備をケースに入れて用意しておくと、万が一使用中のメガネが割れたり壊れてしまっても大丈夫です。

女性向けの災害グッズ

女性はやはり、生理用品が必要になってきますから、使うものをリストアップして防災グッズに加えましょう。 数が増えると準備の手間やコストは掛かるものの、用意しないで災害に備えない手はないです。 多くの場合、防災グッズは自分や家族の分だけを用意するのが一般的なので、手元になく困ってしまっても譲ってもらうのは困難です。 品不足が発生する状況下では、特に確保が難しくなりますから、本当に必要なものは普段から用意しておくことが不可欠です。

髪の長い女性であれば、髪の毛を束ねられるヘアゴムの用意もおすすめです。 災害時において、長い髪の毛は行動の邪魔になりますから、ヘアゴムがあると切らずに済みます。 他にも、クレジットカードや電子決済が使えない状況を想定して現金を用意したり、通帳や印鑑などの貴重品も重要です。 懐中電灯やヘッドライトなどの照明は、夜間行動する際に必要ですし、予備の乾電池も用意しておくと便利です。 普段、情報収集をスマートフォンに頼っている人も、災害時は使えない可能性を考えて、携帯ラジオを準備しておきましょう。 汚れた衣類や水に濡れてはいけないものを入れるポリ袋に、手を保護する手袋もリストに加えるべきです。 足元はおしゃれな靴よりも、動きやすい運動靴の方が防災グッズに最適です。 女性に必要な生理用品は、避難生活が長期間に及ぶことを念頭に、1周期がカバーできる量を用意するのが理想的です。

更に、お風呂に入れなかったり替えの下着が不足する状況もあり得るので、いわゆるおりものシートも欠かせないです。 避難時は命の保護が最優先ですが、ストレスが溜まってしまいますから、息抜き用に化粧品もおすすめできます。 避難生活中には相応しくないと思われがちですが、僅かでも楽しいことを見つけて取り組むことこそが、災害を乗り切るポイントとなります。 首に巻くストールは保温や顔を隠すのに役立つので、これも防災グッズのリストに追加しましょう。 ストールはかさばりませんし、手元にあると便利ですから、加えておいて損はしないはずです。 女性はホルモンの状態や食生活によって、男性よりも比較的便秘になりやすい傾向です。 その為、便秘解消に役立つ食物繊維を確保する目的で、長期保存しやすいドライフルーツも用意しておくと役立ちます。 賞味期限には気をつける必要がありますが、美味しく栄養が補給できますから、ドライフルーツは防災グッズに適しています。

 

入浴が困難になると、おしゃれの興味が失せて気力が損なわれますが、洗顔だけでも毎日行うようにすることが大切です。

洗顔料は気持ちを切り替えるのに有効で、表情を左右する顔の状態を良好に整えてくれます。 水で洗い流すタイプはあまり向きませんが、シートで汚れを綺麗に落とせるタイプなら、リストに加えるべきアイテムです。 顔がスッキリすると気持ちが少し前向きになりますし、顔のベタベタによるイライラがリセットできるので、リストに余裕があるなら加えておきましょう。

案外見落としがちなのは、着替えをするスペースの確保で、周囲に見られず安心して着替えられる場所が必要です。 避難場所に更衣室があれば良いですが、そうでない場合は他人の目が気になってしまうので、何処でも目隠しができるポンチョもあると安心できます。 一人サイズのテントも存在しますが、こちらはかさばる上に使い所が限られますから、個人で持ち歩いたり使用するのは難しいです。 しかし、ポンチョなら折りたたんでおけますし、重くなく広げても邪魔にならないので有用です。 このように、生命維持に不可欠な飲食物を始めとして、身を護るアイテムや貴重品類が基本的なグッズの中身となります。 女性は基本に加え、美容や健康に関するグッズを追加することが、非常時の避難生活に役立つ備えに結びつきます。 生理用品はあって邪魔にならないどころかないと困りますから、優先的に忘れずに準備を済ませるのが賢明です。

備えあれば憂いなしという言葉の通り、災害時に後悔してからでは遅いので、平時の際に取捨選択して準備を行いましょう。 自分の身は自分で守る、それを念頭に必要なものをまとめれば、災害に遭遇しても希望を失わずに生活できます。