断水のときトイレのタンクに水を直接入れるのはNG

毎日暑いですね、7月末よりは涼しさを感じるときもあるものの、まだまだ熱中症の予防が必要です。お気を付けください。さて引き続きとくだネットでは災害用、断水時のトイレ備蓄についてお話ししています。今回は、災害時に自宅や勤務先のおトイレを正しく使用するというお話をします。

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トイレの使用方法

断水時のトイレの流し方ですが、正しく挙げられるかと思います。しかしこれはNG行為です。タンクの中の水だけでは汚物を流しきることができず、配管の途中で詰まってしまう可能性が考えられます。また、洗浄不足を招く恐れもあります。そうならないためにも正しく流す必要があります。トイレメーカーのホームページ常に、正しい断水時のトイレの流し方が掲載されています。

引用元:LIXIL Corporation

しかしこの方法をとるには、まず震災などで断水した際は、排水管が破裂していないか確認をします。破裂していないことが確認できたらトイレの周りに濡れてもいいように、新聞紙やタオルを引きます。そしてバケツ一杯分、約6から8リットルをトイレボール中央をめがけて勢いよく流し込みます。その後、静かに4.5リットル分の水を流します。また、2.3回に1度は汚物が排水管に停滞するのを防ぐために、10から12リットルほどの多めの水を流します。トイレの種類により多少水の量は前後しますが、ゴボッという音が、汚物が流れた証拠となります。

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お風呂のお水を使用する場合の注意

ここで使用する水ですが、お風呂の残り湯などを使うことを考えられる方もいらっしゃるかと思います。これも詰まりの原因となります。タンク内にお風呂の残り湯を投入すると、残り湯内の髪の毛等がタンク内部の部品に引っかかってしまう可能性があります。そうなると、給水が再開した時にタンク内の弁が開きっぱなしになり、常に水が流れっぱなしな状態になってしまいます。SNS上や過去の経験にとらわれて間違った方向で水を流すことは上記に示したように詰まりやタンクの故障につながります。断水した際は慌ててしまったり、情報が入り乱れて通常より間違った事をしてしまうかもしれません。そんな時ほど冷静になり落ちついて、正しい水の中流し方をすることで余計な面倒ごとが起きないよう注意したいです。二次災害を防ぎましょう。