災害時のトイレをオムツで済ませるとどうなる?

普段水洗式トイレを使用していますが、災害が起きた時、同時に断水が起こることは容易に想像できます。 1995年に起こった阪神淡路大震災でも、震災直後断水が起こっています。 さらに震災だけではなく最近では、関西地方を中心とした大雨洪水災害時にも断水が起こりました。 水は生活に直結するとても大切なライフラインであるため、断水が起きてしまうと困ります。よく、オムツを備蓄している方もいてると聞きます。そこで今回はオムツをトイレの代用に備蓄するとどうなるのか?についてお話します。

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大人のトイレ代用にオムツは

災害時に支援物資に水も含まれていますが、水の量もかなり限られているため節水を余儀なくされます。 水が使えない中、トイレに行けないという状況でオムツで済ませると、周りを汚さず吸水性に優れておりゴミも増えず、匂いもビニール袋に入れることで密封する事が出来ます。しかし非常時であっても、オムツをするのにも抵抗があり、排泄を我慢してしまう人もあるようです。

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赤ちゃんのオムツの備蓄

赤ちゃんのオムツも物資不足で足りなくなるため、簡易式オムツの作り方を覚えておくと便利なので紹介します。 用意するものは全部で3点で、持ち手付きのビニール袋、タオルや古着などの布、ハサミです。 これらのものは、オムツ作り以外でも災害時役立つため非常持ち出し袋にも常備しておくと良いでしょう。 作り方は、レジ袋の両脇のマチを切って細長く開きます。 開いた中央に古着、タオルを置き、赤ちゃんの体に合うように上下の持ち手部分をくるくる巻いて調節します。この簡易オムツの上に赤ちゃんをのせて、左右の持ち手を腰の位置で結ぶと完成です。 市販のオムツが足りなくなって長時間つけ続けてかぶれるより、いらなくなった布を使用し簡易オムツを作ってこまめに変えてあげることで赤ちゃんのおしりのかぶれを防ぐことが出来ます。 この様に身近にあるもので代用が利くということを1つでも覚えておけば、災害が起きた時に今あるものを他の使い方が出来るのではないか。と違う着眼点を持つことが出来るので、心の余裕にもつながりますね。 トイレに行くことは生理現象でやめることが出来ないため、大人用おむつを災害用備蓄として置いておけば、トイレの心配をしなくて済むのかもしれない。

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オムツの代用、というお話をしましたが、オムツを使用するお子様がいてる家庭なら、オムツも常備しているかもしれません。しかし赤ちゃんがいないご家庭では、災害時の為にトイレの代用に大人用のオムツを備蓄する方も少ないのではないでしょうか?いざと言う時に、安心して使用できるトイレ備蓄をお勧めします。