車に置いておきたい簡易トイレ

通常、車の中でトイレをすることはないはずです。しかし時には、トイレがあったら助かるという状況に置かれることもあります。今回は、車に常備させておく簡易トイレについてお話します。

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被災したときでの車での簡易トイレの活用

被災時、避難場所ではトイレを使うことができず、かといって公共施設でも水や電気が止まっていたり、長蛇の列で不便をきたしたりすることがあるでしょう。そのような時、車に簡易トイレがあると容易に不便を解消することができます。普段はコンパクトに積んでおくことができますので、日常で邪魔になってしまうことがありません。必要になった時にだけ準備して用を足すことができるのです。

簡易トイレの種類

簡易トイレには種類があります。バケツなどにセットして使うタイプもあれば、本体をトイレの形に組み立てて使う物などがあり、ちゃんとした形になる物ならば、座ってではないとできない人でも安心です。 気になるのが処分の問題ですが、凝固剤が用いられている物なら尿が漏れるなどの心配もないです。水分を吸って固まってくれるため、後片づけで不便を感じにくいものになっています。また、臭いも発生しなくなるため、すぐに処分ができない場合でも、臭気によって不快感を覚える心配もありません。 使用した簡易トイレの処分方法は、多くの場合は燃えるごみとして出すことができます。ただ、各自治体によって取扱いが異なる場合があります。念のため事前に確認の上で処分をすることが大切です。

災害時だけではない活用法

いざという時に役立つ簡易トイレは、被災をした時以外にも役立つシーンがあります。これからの季節、大雪で道路も立ち往生し渋滞に巻きこまれる場合があります。また、帰省ラッシュ時の子供などのトイレや、登山でトイレをする場所がない時、あるいは病気やケガで容易に行けない時など、困った事態を解消するための便利アイテムとなってくれるでしょう。