簡易トイレは介護のために必要

体が不自由な要介護者は、トイレに行くことも難しいので、部屋に簡易トイレを設置する場合もあります。製品の材質や形状によっていくつかの種類があり、設置する状況に合わせて選ぶ必要があります。

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素材の種類

大きく分けるとプラスチック製標準型、木製の椅子型、金属コモード型、スチール製ベッドサイド設置型と分かれています。それぞれに持ち運びの便利さや安定性などが変わります。 どの製品を選ぶかは、設置する場所が広いのか、狭いのか、体格にあっているのか、手すりや背もたれの形状、転倒防止の蹴り込みスペースが有るか、といったことを考慮していくと、最適な種類を選ぶことが出来ます。

選ぶ視点は、使いやすさと安全、そして衛生面

大事なのは要介護者の使いやすさと、安全性を確保できるのかということです。簡易トイレは購入とレンタルを選ぶことが出来ます。後で失敗しないためにも、まずはレンタルで試してみて最も使い心地の良いものがあれば購入を検討してみましょう。 簡易トイレを設置するときには、もうひとつ気をつけなければいけないのが臭い対策です。こまめに処理をしたとしても、毎日のことですから部屋にまで臭いが染み付いてしまう恐れがあります。そこで臭い対策が考えられた処理方法の簡易トイレかどうかも調べておくべきです。たとえば微生物が排泄物を処理するバイオトイレだと悪臭がしにくいとされています。他にはラップで包んで密閉する方式なども効果があります。車などの消臭につかわれるオゾンを簡易トイレに組み込んでいる製品もあります。オゾンは普通に洗剤を使って洗ってもなお残っている臭いを徹底的に消してくれるほど強力です。またオゾンは除菌する力も強いので、簡易トイレで最近が繁殖して感染症が起きてしまうことも防げます。