災害時などに必要不可欠な簡易トイレですが、業者から購入する場合と自作する場合の2パターンがあります。当然それによって値段も変わってくるため、万が一に備えて家計と相談をしておきましょう。
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業者から購入する場合
大体15万円から20万円が相場となります。これはよく工事現場などで作業員が用を足すために置かれているもので、一般家庭で用意することはほぼありません。ただし一度購入すればほぼ据え置きのような形で使用できますので、使い捨てのトイレを何日も使うことを考えればあると便利です。 更に最初から完成された状態で届き、不具合が起きた際のサポートもそのまま業者に頼めるのはメリットでしょう。特に災害時には不特定多数の人が利用する可能性があるため、簡易トイレには耐久性も不可欠になります。しっかりとした作りのものが欲しい場合には、思い切って15万円ほどを出しても損はないかもしれません。
自分で作る場合の費用
一方で自作をする場合には、500円程度から作ることができます。ただ排泄物を毎度自分で処理しなければならず、手間や衛生面で前者に劣ります。その代わり数日間しか必要ないというときには、限りなくコストを抑えて利用できるのは優位点です。こちらもいざというときのために、作り方を把握しておくといいでしょう。 ちなみに自作の簡易トイレは、ダンボールで真ん中に穴の開いた箱を作り、その中にビニール袋とトイレシートを敷いておくだけです。人間の体重を支える強度にするにはコツが要るものの、誰でも自分だけのトイレを安く作れるのは安心感があります。プライベート空間をいかに実現できるかが課題となりますので、場所選びや囲いの設置にだけは気を遣いましょう。常設型で15万円のものを購入するのか、1回500円前後のものを用意するのか、日頃から検討しておくことをおすすめします。