自分でも簡単に作ることができる簡易トイレはいくつかあります。身の回りにあるものでも作ることができるので、いざ災害に遭ったときのことを想定して作り方を事前にしっかりと確認して覚えておくことが大切です。
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簡易トイレの作り方
一つ目がダンボールトイレです。
簡易トイレの中でもしっかりとしたつくりとなっており安定感があって使いやすくなっています。便器やふた、便座なども作ることができるので災害が長引いてしまったときでも有効です。洋式となっているので馴染みやすい形状です。ダンボールをカッターなどを用いてトイレの形になるように切っていきます。そして排泄する空間にポリ袋を設置すれば完成です。ポリ袋を何枚か用意しておけば何人かと共用で使用することもできます。
二つ目はビニール袋トイレです。
ビニール袋トイレはスーパーなどのお店でもらうことができる袋を利用することができます。何枚かビニール袋を準備し、中には生理ナプキン・新聞紙・紙おむつなどの吸水材の役割を果たすものを入れておきます。新聞紙を使用した場合は防臭剤を入れることで臭いを軽減させることが可能です。素早く簡単に作ることができるので、災害だけでなくドライブしているときに渋滞にはまってしまったときなどにも使用しやすくなっています。
三つ目はポリ袋トイレです。
ポリ袋トイレは主に市町村で指定されているごみ袋のようなものです。便器となるようなものを見つけてそれにポリ袋を設置するだけなので、簡単に作ることができます。ガムテープで固定することで安定感を出します。ポリ袋は厚手で丈夫にできているため破けにくく使いやすいです。便座があるので高齢者や子供でも使いやすいことがメリットです。
このように家庭であるものを利用していざというときには、役立つでしょう。しかし、災害時はライフラインの復旧も最低でも1週間はかかる場合も想定しておかなければいけません。ゴミ収集も通常のようにはいきません。そのため排泄物から感染症を引き起こし、二次災害を引き起こします。その為には、携帯トイレも抗菌性の高いものを選ぶことを推奨します。